教育内容

カリキュラム

幼稚部 年長

ビクトリア学園が教育の柱とする「うけつぐ・まなぶ・みとめる」を軸にして、児童は日本の行事や遊びを体験しながら日本語を学びます。日本語での学習・行事体験・学級活動を楽しむことで、自らのルーツの一つである日本の文化や慣習に慣れ親しむことを大事にします。また、基本的生活習慣を身に付け、日本語の指示を理解し、自ら考えて動く力の基礎を培っていきます。学習内容は、小学校1年生での教科書学習を見据え、ひらがなの習得を目指します。これらの学習の成果は、「授業参観、運動会、学習発表会」などで、保護者の皆様にお目にかけることを予定しています。

小学部

ビクトリア学園が教育の柱とする「うけつぐ・まなぶ・みとめる」を軸にして、児童は日本の行事や遊びを体験しながら日本語を学びます。日本語での学習・行事体験・学級活動を楽しむことで、自らのルーツの一つである日本の文化や慣習に慣れ親しむことを大事にします。学習は、光村図書の国語教科書を基礎にして学びます。しかし、本学園では、継承日本語を学習するという観点を重視して、学年が上がるごとに独自教材の比重が増えていきます。これは、児童の日本語での学習が、言語の習得だけでなく思索を深める手段として定着することと、児童のアイデンティティ形成や自信につながることを目指しているからです。これらの学習の成果は、「授業参観、運動会、学習発表会」などで、保護者の皆様にお目にかけることを予定しています。

小学1年生~2年生 教科書学習中心

小学3年生以上     内容を精選した教科書学習 + 独自教材の学習

独自教材

国語教科書は非常によく考えて作られている教材ですが、日本に住む子どもたちのために作られています。そのため、継承語学習者にとっては、分量・難度ともに、乗り越えなければならない高い壁があります。日本語学習と現地校での学習、さまざまな習い事を両立しなければならないオーストラリアに住む子どもたちが、無理のない範囲で楽しみながら、かつ着実に日本語の力を身に着けるために、ビクトリア学園では独自の教材を開発していきます。その中で、継承日本語学習者にとって教科書学習だけではカバーしきれない、「言葉のきまり」「日常生活で使用する身近なことば」の学習を、取り扱います。そうすることで、「話す・聞く・読む・書く」日本語の力を、基礎から押さえていくことを目指します。

 
 

教科書使用の予定

ビクトリア学園では、12月に所属学年を終了し、翌年2月から次の学年に進級します。それに伴い、毎年1学期(2・3月)は、前の学年の教科書を使用します。

2022年1年生2学期1年生教科書(上)
3学期1年生教科書(上)
4学期1年生教科書(下)
2023年2年生1学期1年生教科書(下)
2学期2年生教科書(上)
3学期2年生教科書(上)
4学期2年生教科書(下)

家庭学習

ビクトリア学園は、週に1回の学校です。限られた時間で日本語の学習を継続するためには家庭学習が非常に大切で、学園・教師と、ご家庭との連携は欠かせません。本学園では、学習事項やお子さまの学校での様子をご家庭と積極的に共有し、お子さまが学校生活を楽しむことができるよう支援します。